2012年2月18日土曜日

リストラは止まらない。

ちょっと前にNECがリストラを行うということでニュースを賑わせた。

この手のニュースには自分自身が体験者ということもあり、
結構いろいろと情報収集している。

リストラは今に始まったことではない。と思う。
毎日どこかの会社が誰かをやめさせたいと思っているのだなぁと
不景気.COMを見てると特にそう思う。


でっかい会社も専門職も正社員もなんかいろいろと大変そうだ。

大手監査法人「冬の時代」 トーマツ、あずさ、希望退職募集が続く

リストラされない社員になる4カ条 人事のプロが指南

しかし、単純に景気が悪い?というわけではなさそうだ。

リストラを断行しつつ同時並行で外国人を増やそうとしているし、
業績のよい事業も拡大しようとしている。

不景気で雇用調整が広がる中、外国人社員だけ急増の“なぜ”



もうこれから世の中何が起こるかわかりませんねー。

ってのがあっけらかんとした感想なんだけど
結局はこういったことをする根底の思想は
いろんな意味でお金なんじゃないかなと思ってる。

株主に還元するお金。
約束どおり毎月社員に払う給料というお金。
商品やサービスのコスト競争に勝つための経費削減というお金。
機械やシステム、外国人に置き換えていくお金。
費用対効果の高い人を採用または育成する投資というお金。

などなど上記のようないろんなお金が必要で、でもつじつまが合わなくて
そのためにお金を減らしたり増やしたりして最適化を図っているのだと思う。

なので、リストラとは本来「再構築」であるから、再構築のために
人を辞めさせなければならないという一側面が
ニュースに飛び交うだけである。


このようにリストラは今後多くの人にとって
降りかかってくる問題になるのかなと思ってます。

そしてそのとき自分がどう受け止め、次にどう行動するのか?
について意見すると、
・リストラを未然に防ぐ。
・リストラが起こることを前提として対策を打つ。準備をする。


2つあるけど後者の方が建設的かな?と思ったりしています。


ところで、リストラになっちゃいました。
と言うのは意外と恥ずかしいし情けない。


ネタとして昇華している僕でも未だに少しは抵抗ある。


多分それぐらい社会一般的イメージの中に
「リストラ=ダメぷー」、「ブラック企業にいたんですね。」
のようなものが形成されてしまったのだと思う。

現在僕がリストラ話をすると
「かわいそう・・・不憫・・・ご愁傷様です・・・」
などといった同情心が垣間見える人が9割。残り1割はお構いなく爆笑。

という割合であるが、それが反転していくこと、つまり爆笑してもらえるほうが
当事者にとっては救われると個人的に思うのだがどうだろうか。


恥ずかし情けなしなことでも
あっけらかんと話せる空気感を社会が形成すること、
リアルセーフティネットなる支えてくれる人たちが傍にいるかどうかが
リストラへの処方箋ではないかと僕は思っている。


あとは会社の問題なんだけど、
週3日で給料10万にするけどこれからも働く?


みたいな選択肢が出てきたり、提案してみるといいんじゃないかな。

意外に給料が大切なのではなく、会社で働くという所属欲求や




その会社の仕事がやりたいという人だっていると思う。


それにシェアハウスする人も増えたみたいだし、FREEなものも増えてるし
自分が生きる上で必要最低限なコスト(お金)は下げようと思ったら
結構下げれるように思うからだ。


より1人1人が自立して依存せずに生きていく強さが求められる反面、
何が起こるかわからない先行き不透明な今、孤立せずにつながりあって、
助け合う優しさが共に同居すること。

矛盾してるかもしれないけど、それが大切かなと思ってます。





2012年2月10日金曜日

就活の行方

どもーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!



と、冒頭だけ元気よく。




さてさて、2013年の就活の勢いはものすごいらしく、
リクナビにみんながアクセスしすぎてオープン初日早々に
サービスがストップしたそうだ。

いかにみんなが就活に一所懸命なのかがわかる。


でもその一方、SONYは学生に対して就活のルールを変えようとしている。
彼らは新卒採用の定義を幅広くした
のだ。


留学をした方が金銭的にも得するぜ??
修行するなら海外で!
と思えるような情報もある。


そしてカヤックは就活は無駄が多い。
ということでワンクリック採用を行い、
人材サービスの会社は新卒紹介というサービスを提供し
それを選ぶ学生も増えてきた。

学生の本分は、使命は、役割は何なのか?
その就活と採用活動は正しいですか?
と言わんばかりに。


翻って2013年のリクナビを真剣に見つめる君。

一度パソコンを閉じて見るのはどうだろう?

そしてかく言う僕も学生時代リクナビを真剣に見つめていた。

その結果、今ここにいる。
それはつまりどういうことなのか?

それはご想像を勝手にいろいろ膨らませて頂ければ幸いである。


今、世界は、会社は、大人は、若き人に何を求め


何に気づいてほしいのか、それぞれがそれぞれのシグナルを出している。

君自身も既に何かしらの答えと
求められる手が見えているのではないだろうか。


僕はこの春、日本を飛び出し

GCP

チェンジメーカー留学INベトナム

で何十人かの学生と会うことになる。


海外に行くのがいいと言いたいのではなく、
僕は人と出会い、話し、体験し、自分の核となるものを
育む道へ突き進むことをおすすめしたい。

思い切った行動をとっても、はみだしても問題ない。

今、それを受け止める土台は整いつつある。

gapyearに興味がある人なら
君と同じくはみ出そうとしている仲間も見つかるだろう。

自分に正直に生きるってことは意外に難しいことで
勇気を出して自ら行動するってことも本当に大変なことで
でも、その先にはパソコンからは見えない世界があるはず。と思う。


そんなことをパソコンから発信する僕には
説得力がないかもしれないけどね。笑