2010年1月30日土曜日

グローバルなホテルで「日本らしさ」を考える

昨日は毎度お世話になってるEENAホテルで
べトナム人と一緒に日本語交流会。

2週間ぶりの訪問をしたら遠くからでも一目につくようにホテル名が
ライトアップされていたり、1階のカウンターも
かなりデザインがされてきております!!




2週間前はパソコンの設置とかなかったからなぁ。
それと、もうちょっとアップにしてみると・・・



去年の10月ぐらいに来てくれた学生さんがつくってくれた
ナイスなダナンマップが貼られています!(リンクはブログの紹介)

約10日間ぐらいの滞在でしたが、多くの人に出会い、
うまいもの、きれいな景色、自分の好きなものを凝縮した集大成。

これがとてもお客さんに評判なんやって。


まだまだ旅行者への情報が少ないダナンで自分が体験したものを
次の人達のために形にして残す。

そのマップがEENAホテルに10個、20個と集まれば
それだけで旅行者から見てEENAホテルの価値が高まると思う。

これをつくった彼女もそうでしたが、何か目的や目標をもって
異国の地で活動する学びと達成感のある旅行というものに
興味を持てる人にはこのマップ作りはオススメだと思う。

時間を気にせず、あてもなくぶらりとする旅行ももちろんいい。
でもそれ以上の刺激がほしいな~という欲求がある人向けかなと。

べトナム旅行を楽しみにながらEENAホテルの
ブランド力向上大作戦にのっかってみたい人は・・・

EENAホテルのオーナーさんこのマップを作った学生さん
僕にご相談くださいませ。


さて話は変わりますが、今このホテルは韓国フィーバーらしい。

ダナンで韓国料理レストランをやってるオーナーさんが
えらく気に入ったらしく、次々とお客さんを紹介してくるようです。

昨日も行ったら日本語話してるお客さんがいるから、
こんにちは~って話しかけたら韓国人でした。。あせった。。

この方々は家族で来てたのですが、娘さんは日本語を勉強していて
かなり流暢に話していました。

べトナムでも多くの人が日本語を勉強していて、
外国人の方々が日本語を勉強してくれている事実を目の当たりにすると
日本ってすごいんやなぁ。。と改めて感じさせられます。

と同時に全く外国に興味関心がなかった自分に対して、
世界中の皆様申し訳ございません。。という気持ちになる。


おとついぐらいにはベトナムに10年、15年いる方々と食事していたのですが、

「いろんな国に住んだけど、やっぱり日本が1番いい国じゃないかと思う。
でもその事実には他の国と比較しなきゃ見えてこないし、
日本国内にいるだけではそう簡単に見えてこない。」

そんな言葉が印象に残りました。

日本ってこんなところがいいよね~。とか
日本人はこういうところがすごい!!とか

日本のことを学んでいる外国の方々と話すとよくそういった言葉を聞きます。

それらを聞いて感じるのは、「日本人らしく生きる」ということは
具体的にどういうことなんだろう?と考えるのが最近興味あるテーマ。


面白い話だったのが、外国に長くいると
「トロピカル」になる人がいるという話があった。

トロピカルの意味は現地人と同じ慣習・文化になるという意味のようで、
例えばべトナムだと必ず時間に遅れてくるようになるとか
携帯の着信にいつでもどこでも出るようになるとかね。。

時間をきっちり守る、空気を察する、きめ細やかな気配りなど
日本人が外国から評価される特性をなくし、現地化する人を見ると
「あいつトロピカルになったな~。」という話になるようです。

それがいいか悪いかはどうかとして、
日本人だということ。日本人らしい行動をすること。

外国ではそれだけで評価がもらえることもある。

これは今までの先人の方々が積み上げてきた日本ブランドが
あるからこそ成せることであり、その恩恵を受けれる
僕たちは目上の方々に感謝です。

そんな感謝も日本にいては当たり前のことなどで
海外の人達から日本のよさを聞く機会として、べトナム人だけじゃなくて、
韓国人とも交流できる可能性があるグローバルな
EENAホテルに皆様ぜひお越しあれ。




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2010年1月23日土曜日

20代、海外脱出その前に。~突然「海外」という選択肢に出会ったら~

先日自分のブログを通じて、「海外で働いてみたいのですが・・・」
という問い合わせを大学生から頂きびっくりしました。

それほどまでに就職難なのか、海外という働き方が
一般的になってきたのか、どういった背景なのかはまだわかりませんが、
どうやら今日本のインターネット上では密かに

海外脱出ネタが盛り上がっているようですね。



それに気づいたきっかけは・・・

海外ニートさん 「海外脱出という光は負け組を救う」
から始まり、

②elm200
さん 「15歳の君たちに次ぐ、海外へ脱出せよ」


Bobbyさん 「海外脱出を敗者復活戦として考えてみる」

経済学101さん 「海外脱出アドバイスのダメなところ」



の順番でリンクをたどり、海外脱出論を熟読。。



どの記事もなるほど~と勉強させて頂きました。



で、自分もこの海外脱出ネタに便乗してみようと思うのですが、

自分が海外に行く時に「日本はダメだ!海外に行くしかない!」

という気持ちはこれっぽっちもなく、むしろ海外なんて行きたくなかった。



だから、アンチ海外・大卒・文系・20代・語学力0の

自分があえて海外に行った理由ってやつを一応書いてみようと思うのだが、

海外のススメというよりは1つの生き方・選択肢という視点で読んでほしいと思う。



思うのだが、今海外脱出に関心をもつ読者の一部には

今まで「海外で生きる」なんて選択肢は全く考えていなかった

人だっているのではないだろうか。



少なくとも自分はそうだった。

いきなり現れた「海外」という生きる道。



それに対して行くか行かないかを決める判断材料として、

自分がべトナム行きを決断した経緯をご参考までに

このブログで示したいと思う。



きっと読み手は・・・

・大卒・文系・20代・語学力0で

・海外にいこうかどうか迷っている

・でもいきなりの話過ぎて戸惑う

・リストラから再挑戦

・自分の可能性を広げる・修行

・ビンボー・ワーキングプア

などのキーワードが当てはまる人には参考になるのではないかと思う。





【人について行ったら結果的に職場が海外になった】



誰を信じて、何を信じて生きていくか。そして、仕事をするか。



リストラになり、全うに転職活動を2ヶ月ほどして

いろいろ考えた結果、職場はべトナムに決めた。



��この人を信じてついていってみよう
・その人についていけば面白いものが見れるんじゃないか

と自分が思った人の後を追ったら、

場所がべトナムになったのだ。



だから海外がまず最初ではなく、まず人ありきで

海外という選択肢が自分の場合は出たのです。



海外には可能性があるから。日本がダメだから。

それは二の次の理由だ。



まず行こうとしている場所に信頼できる人や

この人とだったら一緒にいて面白そうだな。



そんな感情が湧き上がる必要が自分はあると思う。



思想や時代の流れを聞くのはとても大切だと思う。

しかし、肝心な人を忘れないでほしい。



あなたが行こうとしている先に信じれる人・想いはあるのだろうか?




【積極的現実逃避と低コストで生活できるべトナム】



もう一度言いますが、自分はリストラになった身の人間です。

さらに言うと給料をまともに貰っていなかった時期もあったので、

いわゆるワーキングプアでもありました。



そんな自分が日本国内で全うに転職活動。



しかし、面接に行った3社は全てNG。

書類選考も入れたら20社ぐらいは受けたと思います。



人材紹介会社の社長がセミナーで声高に

「第2新卒の求人なんて今は本当に0ですよ!ガハハ!」

と笑えない笑い話を聞いたのも今はよき思い出です。。



あぁ・・・俺の今の能力ではロクな転職なできんな。。



そんなことを思い、世知がない時代と自分の能力のなさを

悲観したときもありました。



「地元に帰ってきて大人しく川◯の工場に勤め。潰れることはない。」

親からいつもそんな妥協案を勧められていました。



しかし、まだ自分の可能性に見切りをつけたくない。

そんな気持ちだけはいっちょ前に強く持っていました。



いっそのこと無謀に起業するか?でも金がない・・・

そう私はリストラの身であり、給料もまともにもらえていない

ワーキングプアです・・・



そんな自分に一寸の光を与えたのは、



「海外で3年ぐらい修業してきて日本帰ってきたら?

その時には日本の景気も少しはよくなっているだろうし、

今よりはまともな転職できるはず。

君ぐらいの若い時期なら今は大きく器を広げるべきだ。」



という海外という選択肢。



確かに、このまま川◯の工場に行ってしまったら

自分はそこに慣れてしまい、挑戦する気持ちもいつしか失い

大人しく生涯を終えてしまうのではないか・・



見えない何かに自分の価値観を

押さえつけられそうな気がしたのです。



そういった日本の中の当たり前、常識を打ち破る力は自分にはなく、

だから「海外」に目を向け、日本で仕事するという今ある現実を逃れ、

前向きに海外で挑戦することを決意しました。





【海外⇔日本に囚われない。タイミング・想い・人の赴くままに】



もっとあのとき金があれば、海外には行っていなかった。

もっと時間をかけて転職活動していれば、海外には行っていなかった。



自分には海外でなければならない理由はなく、



ただ・・・



・一番ついていきたいと思った人が海外にいた

・自分がビンボーであった

・景気が悪く受け入れ先は少ない

・リストラ無職の逆襲

・自分の可能性に再挑戦

・若い。そしてバカ

・日本よりも低コストで生きられるべトナム

・どこでも生きていけるサバイバル力・生きる力を育む



そのような状況・想いが偶然重なっての海外なのです。



だから自分は声高らかに「海外に行こう!」とは言わないが、

タイミングがあって、信じれる人や想いがあって、

それに照らし合わせて、「海外もありだな。」

と少しでも思えたら勇気を出して踏み出してほしいと思う。



それは無理な選択肢ではなく、外れた道でもなく、

誰にだって可能性のある道だと思うのです。



海外という選択肢がより当たり前になること。



この考えはより広めていきたいなぁと思います。



そして、海外・日本という枠組を取っ払うこと。

自分の信じた道を行くのなら、フィールドは特にこだわらなくていい。

そこに信じる人・仲間・想いがあれば海外だって恐れることはない。



そんなことが最終的には言いたかったのかなぁと思います。

2010年1月17日日曜日

ダナンで日本のマンガ発見!!ICHIGO!

今日はダナンの街をブラブラしている最中に本屋さんに寄りまして、
そしたら、たくさんの日本マンガがあったので、パシャリ。



コナンとドラえもんはベトナム人の間でも有名で全巻揃っているのですが、
るろうに剣心やBLEACH、ナルトなども売っており、
これらに関しては冊数が全然ありませんでした。

正規に出てきているのかな?
あと意外だったのが少女マンガが結構多い。

自分が知っているような有名な少女マンガはありませんでしたが、
種類は豊富でした。

という話はさておき、一番ツッコミを入れたかったのは・・・



・・・なぜタイトルを変えたのでしょうか。。
まあ訳すのちょっと難しいと思うよ。でもちょっとストレートすぎるかなぁ。。

わかる人にしかわからないと思いますが、本日はそれでよしとさせてください。

今まで最短の10分で終了。

今日はツッコミ入れたかっただけなんです。

だって、ダナンでこの面白さ、ツッコミをわかってくれる人は
5人いればいい方なんですから。。




2010年1月16日土曜日

語学から見るちょっと不安な日本の未来

 今日は仕事終わった後に、僕たちの隣の部屋にいる

インターナショナルリレーション部のべトナム人と日本語、英語、

べトナム語ミックスの語学勉強をカフェで実施。


私のベストパートナー指差し会話帳が今日も大活躍して、
どうもこれから1週間1度のペースで実施されそうです。



特に意味はないが、いつもお世話になっているのでパシャリ。



今日お話していたべトナム人は大学での専攻は英語で
その傍ら日本語も勉強していたそうです。

しかし、英語と比べるとあまり上達せず、
日本語はかれこれもう3年間使わなくなってしまい、
もったいないなぁと思っていたところ隣のオフィスに日本人が現れ、
チャ~ンスといった心境だったのでしょう。

自分は未だに英語もべトナム語も話せないので、
英語話せるんやから十分やーんと思いながらも自分と
1つしか年齢が変わらない勉強熱心さに頭が下がります。

それと合わせて、今日聞いた話なのですが、
現在ホーチミンでは今日本語教育が英語よりも熱が高まっているそうです。

ほんとに~?とは思うのですが、

評価のレベルが
「英語?そんなの話せて当たり前でしょ?日本語はできんの?」
というような基準のようです。。

なので、英語+αが求められいて、そこで英語の
次に学ぶ語学として日本語なんだということでしょうね。

そんな話もあり、今日話していた彼女が日本語もマスターしようと
頑張っていることが今のべトナム事情を
物語っているのかなぁとも見えたのです。


【日本人の語学力と少し不安な日本の未来】


「英語?そんなのいらねーよ。俺日本から出ていかねーし、海外興味ないし。」

自分はそんな考えだったため、全く海外に目を向けない、
日本にいるんだし問題なし!という人間だったのですが、
べトナムに来ていろいtろと考えさせられることもありまして、
日本人の語学力をテーマにをウェブ閲覧。。

掲示板には日本にいた頃の自分と同じような、
興味のある奴だけ勉強すりゃいいじゃん。の意見が
少し自分的には気になりました。



こういったことを言える人はこれも掲示板に書いているように、
十分な金銭的余裕があり、日本から出て行く必要がない人だと思う。

しかし、これは日本がこれからも世界的に経済優位性を
持っていることを前提としている話であって、
経済が衰退し、国内で仕事がなくなり、国外へ出稼ぎをせざる得なくなる
という最悪のシナリオが想定された場合どうなるのだろうか?


最近お世話になっている藤沢烈さんの言葉をお借りすると、
中国・タイ・シンガポール・カンボジア・べトナムなどのアジア諸国を周り、
物価を見てまわると、だいぶ日本との価格の差が縮まってきている。

日本はデフレで他のアジア諸国はインフレになり、
近い将来5年ほどで日本とアジア諸国の物価の差は
ほとんどなくなってしまうのではないだろうか?


となるとより日本は国際的な競争に強いられるわけで、
本当かどうかわからないが、
「英語?そんなの話せて当たり前でしょ?日本語はできんの?」
というレベルのべトナム及びアジア諸国と渡り合っていけるのだろうか?

いつか私たち日本人は、外国へ出稼ぎするが、他国の言葉が
わからないため低賃金で雇われる肉体労働者になってしまわないだろうか?

とまぁ自分らしくない少しネガティブな未来を見てみましたが、

それでも日本にとって語学は必要ないと言えるのだろうか?



今の自分にはもうその言葉は言えない。

そしてそんな暗い未来にさせないためにも・・・

・日本が今のまま経済優位性を保ち続けること
・言葉が通じずとも通用する専門能力・付加価値があること
・外国にいても日本とのやりとりのみで完結できる仕事をつくること
などなど。。

日本に生まれてよかったなぁと思える自分が
これから30年、40年先でもいるように
よりよい日本の未来を考えていきたいです。






2010年1月11日月曜日

成人式・未来に向けてのメッセージ

今日は成人式なんですね。


日本からメール返ってこないな~と思ってたのですが、祝日なんですね。





成人の皆様おめでとうございます。





自分の成人の頃を思い出すと、いまいちパッとしなかったなぁという


思い出しかなく、あれから4年かぁ・・・と変な感覚。






��0歳の今頃といえば、愚直に教師を目指していた頃であり、


企業就職、海外どれもまだ1%も考えていなかった。





そして大学2年生の終わりぐらいに、塾、家庭教師のアルバイトなど、


教師になるための道に対して、


「なんか違う。教師になりたいんじゃない。勉强を教えたいという訳でもない。


なんか・・・人間としての生き方を教えたい。」と漠然と感じ始めた時でした。





そこから、,アルバイトを全て辞めて、教師という道もリセットして


なにがしたいかようわからん0の状態から自分を見つめ直した
20歳の頃が今のベトナムに至る原点なのかもしれない。





その後、インターンシップという存在を知り

単純にも「これや!!」と思い、インターンシップに

突き進み始め、周りからはようわからんことやってるなぁという

存在になり始めたことはリストラへの原点なのかもしれない。。笑







��なんか違う」を突き詰めたこと。

今まで積み上げてきた経験を中断・リセットして0にしたこと。


��これや!!」と心から信じれるものを見つけたこと。

見つけたら、周りの声を気にせず愚直に突き進むこと。





こういった価値観、行動によって自分はここまで来たんじゃないかなと思う。





��これや!」と思えるものを見つけることは結構難しいかもしれないが、

自分はそれは常に変わり続けるものだと思っている。



というより、形や方法といった表面的なものは

変わるといった方がいいだろうか。



若い時に、難しいなと思うのは「決める」ということだ。

しかし、決めないと進みにくいし、深みに入りにくい。



決めたら、変えてはいけないみたいな論もあるが、

それは賛成出来る部分もあるが、そうでない部分の方が自分は多くある。



決めた後に違うと思えば変えていいと思う。

そして随時更新していけばいいのだ。



このときに肝心なのが、自分に嘘をつかないことと信じ抜くこと。



そうすれば、表面的にはいろいろ変わっても

本質的なものはあまり変わってないと思うから。





ここまで書いたところでスティーブ・ジョブスのスピーチを見た。


印象に残った言葉は・・・

----------------------

未来を見て点を繋げることはできない。

できるのは過去を振り返り点を繋げること。



将来、数々の点が線になることを信じる。



根性・運命・人生・カルマ何でもいいから信じる。

人と違う道を歩んだとしても信じることで間違いなく、

人生は変わるのだから。

----------------------


これからを生きる成人の方々にぜひとも見てほしいスピーチです。




まだ自分の人生の点が線になっているとは言えませんが、
これを見るといつも勇気づけられます。





自分を信じるということがなにより大切なんだということを。




2010年1月10日日曜日

文系・大卒・20代もクビになる。その先どうする?

どうやら日本では、「文系・大卒・30歳以上がクビになる」という
本がかなり売れているようですね。

このタイトルの先をいく文系・大卒・20代でクビになった
自分としてはぜひとも読んでみたい本です。笑

現在ベトナムのため、アマゾンのカスタマーレビューウェブ記事などに
目を通してみました。

んでこのリストラに関連した言葉でいろいろ調べてみたけど、
「日本は滅びる、日本はもうダメだ」みたいな言葉がたくさん出てくる出てくる。


このような本が出てくると現在就職活動をしている学生さんや
今の暗~い日本の経済状況の中で頑張っている
20代若手社員の方々のキャリア並びに
これからの生き方は非常に悩ましいものになるのではないでしょうか。

先行きが不安なのはわかりますが、
暗いニュースばかりを流さないでほしいなぁと思います。


しかし、日本が衰退していくという前提に立つと
今もそうなっているように、失業者が増える。

よって・・・

・工場などの肉体労働系の仕事
・自給自足の生活(農業など)
・起業・フリーランス
・海外移住

などの正社員という道以外の生き方を見つける必要性が
今後増えるかもしれない。

要は自分で食って、生きていける力をつける必要が高まるということでもある。

こうなってくると何か人より秀でた能力が必要となる。

正社員という仕事がなくなっていく前提に立つのなら、
資格学校などでとれるほとんどの資格は役に立たなくなる。

よって・・・

・自分でビジネスを創り出してお金に変えていける企画力・創造力を持つ
・海外に移れる語学力ないしネットワークを持つ
・具体的な手に職・スキル・専門性を持つ
・この人についていけば大丈夫という人を見つけてついていく
・お金をあまり必要としない価値観を持つか・そういった環境に移り住む

などのような要素が今後必要になるかもしれん。

これらを見てみると文系・大卒が当てはまるか?って考えると
ん~・・・って感じがする。

今の20代、しかも25歳ぐらいまではおおかた語学力も企画力も専門性もない。

20代の頃の文系・大卒ってコミュニケーション力というものだけで
成り立っている人が自分も含めて大多数だと思う。

書いている自分も現在24歳だが、
ここから先どうしたもんかねぇ~とたまに思う。

しかし、今こうしてベトナムに来ているのは不幸中の幸いとも思う。

もし自分が30代でリストラになったら、その時の状況にもよるけど、
いろいろ背負うものがあったり、
企業勤め慣れしていきなり海外に行くか!
なんて決断をできるかどうかはわからない。

良くも悪くもまだ何もない20代だからこそ、海外には来れるのだと思うし、
来た時のメリットも多いのだと思う。

語学力は全くないのに、人のご縁でここまで来れたというラッキーを
これから最大限活かして飯を自分で食っていける力を伸ばしていこうと思う。


最後になったけど、衰退する日本の中でもなお伸び続ける
企業を見つけて入り込むというのも1つの選択肢やね。

あとはそういう企業をどう見抜くか。
見るポイント、調べるポイントを自分が持っている必要がある。

いつか自分のリストラ経験を踏まえて企業選びの基準もブログに棚卸しよう。




2010年1月9日土曜日

ベトナム・日本のテレビ価格事情~サムソン、LGの安さを見て~

 

なんじゃここ?
って感じだと思うのですが、パソコン修理のお店です。
パソコンのお医者さんということやね。

上の写真は店の前に貼ってある広告。

写真のお兄さんこんな暗ーい感じゃなく、
せめてきれいなお姉ちゃんにしたらいいと思うのだが・・・

それはさておき、自分は大晦日にパソコンが2台動かなくなり、
年明けからここにお世話になっておりました。

そして、今日、ありえる鈴木氏もパソコン修理をしたいためここを紹介。

中はこんな感じ。



英語が通じるお姉さんもいて、なんとかパソコンは動くようになったものの、
全て設定が英語に切り替わってたり、ウェブブラウザのデータ消されてたり、
本当に大切なものは何事もなかったもの、海外でのパソコン修理は恐ろしや・・・

「そんなのは当たり前~」
とベトナム人スタッフに今回もさらっとさばかれました。

んでここに行く前に、向かいの電気屋さんを散策。こっからが本題。




ベトナムは食費や衣類は安く、住居費も場所によるけど安い。

でもパソコンなどの電化製品は結構日本と変わらないぐらいの
値段のものがたくさんあるのです。

その中でも安いやん!!って目を引いたのがテレビ。

SAMSUNG、LGの韓国製品がかなり安い。
1万円ぐらいで買えるやつもありました。

他にはソニー、パナソニックなどの日本製がここにはありました。

おそらく韓国製品がベトナムではトップシェアやろな。

いや~しかし安い。。日本でテレビ欲しい人に呼びかけて、
代わりに買って渡してあげてもいけるんちゃう?と思い、
日本でのテレビ価格検索。。

こんな感じなんかな。

ソニーのブラビアも日本ではこんな9万円するみたいやが、
ダナンでは一番高いやつでも6万円ちょっとで買えた。

てか韓国系の製品の情報があまりない・・・
なんでや?日本では売ってないのか?

と思いきやこういうことでしたか。

韓国製のテレビはデザイン的にも、全く引けをとらず、価格も安いし、客観的に見れば
SAMSUNG、LGの方が日本のテレビよりも優位性があるような気がする。

少なくとも今自分がベトナムで買うとしたらSAMSUNG、LGです。

しかし、自分も日本にいた時には、そうであったように、
国内にいると、そう簡単には海外の製品に目を向けれない。

この掲示板にもあるように、ブランド、日本国民の当たり前、思い込みが
大きな参入障壁なのでしょう。


国内メーカーの商品が、世界的にもトップクラスの品質、ランクである中で
なぜわざわざよくわからないメーカーの物を買わなければならないのか?

そんな感情がどこかに潜んでいるように思います。

SAMSUNGが欧州16カ国ではテレビ販売1位であるというニュース
ヤフーニュースで流れても日本メーカーの優位性は全く崩れない。



他国の物を受け入れない、日本製を固くなに信じる、視野が狭い、
安全、安心第一の心、やっぱり日本が一番!

どの表現がいいのかはわかりませんが、
日本だけにずっと留まっていると、僕たちは知らず知らずのうちに
こういった感情に囚われがちになっているような気がします。

このような感情は、一度定着してブランド化できたら、
そう簡単に揺るがない強さだというプラスな捉え方もできれば、
外に対して目を向けない、心が鎖国的、世界基準で物事を見れないといった
弱さでもあります。

ベトナムのテレビ事情と日本のテレビ事情を比較し、
なぜそうなっているのかという裏側を少し覗いてみた今回の出来事ですが、
そういった日本と他国を比較するという視点、行為は
人それぞれに学ぶものが多いことのように思います。



自分の今回の気づきとしては、
日本だけにいると、日本の中だけで比較、完結してしまうということ。

日本に自分がいた頃は世界と比較するという考え、視点はまずなかった。

それが今は偶然にもベトナムに住むことになって、
「べトナムと日本」という母国と世界を比較する軸を持つことが
できるようになったのはビジネスの視点としても、単純な生き方としても
とてもプラスなことだと思う。

他国を知って、日本を知る。世界の人を知って、自分を知る。

誰かの受け売りですが、それを改めて感じた
テレビ価格レポートFROMベトナムでした。






2010年1月5日火曜日

海外で働く?を考えるイベントやります!!

ベトナムに来ているのに、なぜかいろいろとディープな日本人との
つながりができ、ついに海外に日本人を送り出すプロジェクトが動き始めました。

自分は残念ながらダナンにいますが、皆様ご興味ある方ぜひご参加ください。

下記告知文です!!


 ■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   
    海外で働くということ~海外から日本のチャンスを見直す~

2010年1月29日(金)19:00~21:00@ちよだプラットフォームスクウェア
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■□
今、海外で働く人たちが増えています。
しかも、若者を中心に増え続けています。
こうした動きは一体どんな意味を持つのでしょうか。

日本には何でもあります。モノもサービスも全てが満たされています。
しかし、一方では景気の低迷、政治の混乱、就職難など
将来に希望を持てないという人も多いのではないでしょうか。

今回のイベントでは、そんな日本を離れ、海外の現場で、
活動する日本人数名にお越し頂きます。

アジアノマドを標榜する藤沢烈さん、
ユナイテッドピープル代表取締役社長関根健次さん、
そして海外を活動拠点としてチャレンジを行う若者数名にご登壇頂き、
海外で働くことの可能性を語りあいます。

彼らが日本ではなく、敢えて海外で働くわけとは。
彼らが感じた、今海外で働くことの意味とは。

将来海外で働きたいと思っている方、自分の働き方を見直したい方はもちろん、
これから就職活動を控える大学生の方もぜひお越しください。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【1】当日概要
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【日時】1月29日(金)18:45~21:30(開場:18:30)

【場所】ちよだプラットホームスクエア503会議室(定員:30名)
    (http://yamori.jp/modules/tinyd2/index.php?id=10)

*最寄駅
 竹橋駅(東西線)                  
 →KKRホテル東京玄関前出口より徒歩2分
 神田駅(JR)          
 →西口出口・出世不動通りより徒歩12分
【費用】1000円(*会場費・印刷費込み)
【当日プログラム】
Ⅰご挨拶:鈴木利和氏『今、海外で働くということ』
 
Ⅱ:活動報告プレゼンテーション
 
 ①藤沢烈氏『アジア放浪で見たもの、聞いたもの、感じたもの』
 ②関根建次氏『バングラデシュ活動報告』
 ③須子喜彦氏『旅の大学「BADO」プロジェクトについて』
 ④川村泰裕氏『日本脱出プロジェクトinベトナム』
 *既に海外で活動されている方数名のプレゼンテーションを予定しております。
Ⅲ:交流会

【プレゼンター詳細】
・鈴木利和(すずきとしかず)
 ―――――――――――――― 
 1967年生まれ。愛知県名古屋市出身。
 名古屋大学法学部卒業後、リクルート入社。
 「全員がリーダーの組織創り」をテーマに
 様々なプロジェクトを仕掛ける。
 現在はベトナムのダナンという都市にて、日本の若者が
 海外でチャレンジ出来る場作りを行っている。
 合資会社ベルノート代表。
《Twitterアカウント arieru》

・関根健次(せきねけんじ)
 ――――――――――――――
 1976年生まれ 神奈川県藤沢市出身
 ベロイト大学経済学部卒業(アメリカ)
 高校卒業後、アメリカの大学へ進学。卒業後、帰国し、主にIT業界に身を置く。
 2002年に起業。学生時代に紛争地、パレスチナを訪問したことがきっかけで、
 世界の問題解決を目指す事業を開始。
 2003年5月にNGO/NPO支援のための募金サイト、イーココロ!を立ち上げる。
 2008年3月にはネットで署名活動ができる署名TVをリリース。
 2007年より社会的企業や社会起業家を応援するソーシャル・イノベーション・ジャパン(SIJ)フェロー。
 著作『ユナイテッドピープル~「クリックから世界を変える」33歳社会起業家の挑戦~』
《Twitterアカウント sekinekenji》

・藤沢烈(ふじさわれつ)
 ――――――――――――――
 株式会社RCF代表取締役社長
 一橋大学卒業後、バー経営、マッキンゼーを経て独立。
 「100年続く事業を創る」をテーマに講演・コンサルティング活動に従事。
 「雇われ経営参謀」として500人以上の経営・企業相談を受けてきた。
《Twitterアカウント retz》

・須子喜彦(すこよしひこ)
 ――――――――――――――
 慶應義塾大学デジタルメディアコンテンツ統合研究機構 特別研究助教授。
 ユナイテッドピープル株式会社にて、旅するメディア『BADO』プロジェクト
 に参画。
 著作『地域SNS最前線 - Web2.0時代の町おこし実践ガイド』
   『ユーザ間の主観的センスの共感を用いたブログ検索システム』
《Twitterアカウント scommunity》

・川村泰裕(かわむらやすひろ)
 ――――――――――――――
 2008年早稲田大学教育学部卒業。その後、産業用ロボットメーカーに入社。
 2009年12月に退社。その後鈴木利和氏とのご縁がきっかけでベトナム
 にて働くことに。
 「貯金なし、人脈なし、外国居住経験なし」のないない尽くしの中、
 ベトナムで人生を賭けた体当たり修行を行う予定。
《Twitterアカウント kawayasu》

*現在、上記の方に加え、他数名をブッキングしております。
 決定次第、随時ご連絡差し上げます。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【2】お申し込み方法
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
下記の申込フォーマットよりお申込みください。
【送信先】kawamura.yasuhiro0930(@)gmail.com(←カギ括弧を外して下さい)
     担当:川村
【件 名】『海外で働くということ~海外から日本のチャンスを見直す~』参加申し込み
【〆 切】1月24日(日)18:00まで
*********************<申し込みフォーム>********************
○氏名:
○E-Mailアドレス:
○緊急連絡先:
○参加動機:
***********************<ココマデ>************************
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【3】こんな人に来て欲しい!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
・将来、海外で就職、留学、ボランティア、又は起業したいと思っている方
・今、海外で働くことによる可能性を知りたい方
・日本の閉塞感を何とかしたいと思っている方
・現在転職活動中の方
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┃【4】お問い合わせ
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主催:地球の暮らし方実行委員会
担当:鈴木・藤沢・川村
連絡先:090-1740-6465(担当:川村)
協力:ユナイテッドピープル株式会社・HRIベトナム
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という感じになっております。

幕末の志士よ集まれ!!みたいな男しか集まらないであろう
告知文のバージョンもあったのですが、だいぶソフトな感じになりましたね。

自分は海外に興味があったわけでもなく、これから先の未来を考えた時に
海外だ!!と考えたわけでもなく、自分が海外に踏み切れた理由は
信頼できる人、この人だったらついていってもいいなと思える人がいる場所が
ベトナムだったから。

自分の価値観として、この人だったら頑張れるな、一緒にいて楽しいだろうなと
思える人とじゃないと仕事は頑張れないので、
もし今決断に迷っている人がいるのなら、たくさんの人に会って、
この人とだったら、どこでもついて行きたい!と思えるような人との
出会いを見つけることだと思います。

そして、もしまだ25歳前後であれば、もっと後押しをしたい。

さらに言うとワーキングプアだったり、リストラになってもうたーって人。
でもまだ自分の可能性を閉ざしたくない、諦めたくないって人に来てほしい。

海外へ行くのは人それぞれだが歳をとるにつれて、行きづらくなると思う。
結婚、家族、収入・・・転職も歳をとればとるほど基本的にはしづらくなる。

自分のように金も仕事も恋人も何もかもなくなりましたー!!
みたいな時に行くのが最適だとは思うが、
そんな奴はそう簡単におらんやろなぁ・・・

とにかくまだ背負っているものが少ない時期に行くことをオススメ致します。

ダナンのように、まだ日本人の少ない街に行くと、若いってだけで
アドバンテージがあったりするし、それだけで価値があったりもするんですよ。

そして、貧乏人としては、日本円の貨幣価値を利用して
日本よりも低コストで生活できるアジア地域は魅力的でした。

日本で修行だ!とか言ってもすぐ金が尽きて何もできなるなるからねぇ。。

ということで、このイベントを通じていろんな人と出会い、
いいご縁があれば嬉しく思います。







2010年1月3日日曜日

年収50万の男、今年の抱負を語る。~極貧時代を財産に~

 新年明けましておめでとうございます。

��009年度も皆様に支えられた1年であり、誠に感謝申し上げます。

��009年のスタートはおみくじで凶を引くことから始まり、
会社では基本給0の完全フルコミッションに突入し、あえなく撃沈。

��月には会社のりストラクチャリングによる、退職。

その後転職活動するも100年に1度と言われる大不況の中、
職探しも撃沈。

そんな中、人のご縁に恵まれ、ベトナム行きを決意し、
貴重な経験、出会いを頂き、約半年間が過ぎました。

そして、2010年を迎えるおおみそかの夜にダナンの川沿いで
��人寝っ転がり、
「そういえば俺の年収はいくらなんだ?」
という考えてはいけないタブーな問いが浮かびました。



・・・約50万。

月収じゃないですよ。年収です。
ワーキングプアもびっくりなプライスでした。

ちなみにこれは2009年4月~2010年3月までの
推定年収なので、あしからず。

とはいってもベトナムではなかなかの高給なので、
日本の物差しで測らないように気をつけてくださいね。

しかし、ひとたび日本に帰れば、1週間で1ヶ月分の給料がなくなる
ワーキングプアぶりなので、現状の給料に満足していたら
日本に帰れない難民状態に陥ってしまいます。

なので、今年の目標は「3回日本に帰る。」にしようと思う。

これは、それぐらいの金銭的余裕を持つということであり、
そのために誰かに貢献している、期待されている状態を
つくりたいという想いを込めての目標です。

仕事を通じてお世話になっている方々、
昔から仲良くしている友人や家族に一刻も早く
恩返しできるよう日々精進致します。


そして、本当にひょんなことからお世話になることになったベトナム。
言葉もわからない、何も知らない、できない自分が偶然出会った国。

ベトナムがなければ、今の自分はなく、言い換えると
ベトナムという国があるからこそ、今自分は充実した日々を送れている。

今こうして、生きていられるのは彼らの優しさがあるからであり、
偶然だからこそ、今後この国に貢献していきたいと思う。

この国が可哀想だからとか、急成長で可能性があるとか
そんな思い入れはなく、ただただこの国におかげで今自分は
日々楽しく生きられている。

だから、単純に好きであり、単純に何か力になりたいと思うのです。

日本とベトナムをつなぐ仕事。もしかしたら人生のテーマになるかもしれないなぁ。

アンチ海外旅行者がまさかこんな文章をを書くことになるとは
本当に人生はわからないものだなぁと思います。。


さて、社会人になってからもう少しで丸2年が経ちます。

この極貧生活の経験、ベトナムでの経験、
これらを振り返り、
「リストラになった奴、もう一度自分の可能性に再挑戦したい奴、
海外へぶっ飛んで修行してきなさい!」と今よりももっと力強く言えるように。

そして、社会人になってからの生き方として、より選択肢が広がるように、
まず自分がここでもっと力強く生きていこうと思います。

それでは最後になりましたが、また皆様と次回会う時には、
たくさんの笑い話と過去の思い出を語り合い、
また未来への明るい話ができることを楽しみにして、
自分はもうしばらく、日々発展しているダナンの街と一緒に
自分自身も成長していこうと思います。

皆様のご健康とご多幸を心からお祈りしております。

それでは今後ともよろしくお願い致します。