2009年9月26日土曜日

グローバル・国際人を定義する。

 国際人・グローバルな人間が求められている!!という言葉がよく使われるが、
グローバルとは?国際人とは?
一体なにを持っている人がそうだと言えるのか??

ということをふと疑問に思った。

その国の言葉でコミュニケーションできること。英語ができること。
もちろんそれはあると思う。

ただ、それだけではないと自分は最近思う。

なので、今思う自分の国際人とは?グローバルな人間とは?を
記録として書き記したいと思う。

例えとして、ベトナムと日本を例にとって考えてみよう。

以下5つの要素を持ち合わせて自分はグローバルな人と呼ぶ。


①各国それぞれの歴史的背景や祖国との関係性を認識し

ex.ベトナム戦争時代に、日本は直接的には関係していないものの、
  アメリカ軍の武器製造や補給基地として、間接的に関与しており、
  日本の経済発展要因の1つにベトナム戦争によって潤った
  「ベトナム特需」という事実がある。

ベトナム戦争は何も関係なかった他人事の出来事ではなく、
今の自分たちの生活はベトナム戦争の上に
成り立っているものでもあるという認識を持つ。

②関わる国々と祖国が、未来どのような関係性を持つことが
 望ましいかという意見を持ち

ex.ベトナムは国民の平均年齢が確か27歳。食糧自給率推定
  約150~160%(2007年)という日本にない豊富な食糧と労働力がある。
  飛行機で約5時間ほどの遠いようで近い国であり、
  お互いに補完する関係として好ましい。

③常識・当たり前の違いといったカルチャーギャップを
 受け入れる柔軟さがあ

ex.朝ご飯は基本、外で食べる・だいたい売ってる物に値札はないため交渉制、 
     新卒の給与であろう交渉が基本・ビールは冷やさず氷で!


④他国と祖国を比較することで祖国の強み・特徴・
 「らしさ」を確立し、主張できる

ex.日本は情報量の多さと質の高さ・製品やサービスの品質に対して
     満足する基準が世界の中でもトップクラスに高く・厳しい。

     その高い品質とサービス基準をつくり上げてきた向上心・
   技術力・改善力・組織力は日本が他国に誇れるものだと思う。

⑤一方で他国のよさや「らしさ」も見つけ、
  学ばせてもらい、尊重する謙虚さ

ex.家族主義。仕事での幸せを追及することも大切だが、
     親への幸せ・家庭への幸せ・親族とのつながりや
     仲間・友人・人とのつながりを大切にする。

     おおらかで細かいことを気にせず、
     時間の流れに焦らず、あるがままで心のゆとりを感じさせられる。

     あと手先の器用さ・細かな手作業での仕事の精度はすごい。


がある人がグローバルだねぇ~と言える人だと自分は考える。

それに付け加えて・・・


⑥持続可能社会の追求・社会的不公正の解決・
  人々の精神的充足の3つに向き合う

持続可能性社会とは、今の時代だけに気を配るのではなく、
次世代の人類にも今と同じ環境・社会を渡し続けていくという視点を持って生きる。

社会的公正とは、どこに生まれ落ちたとしても
自分のチャレンジ次第で人生をよりよいものにしていける環境と機会があるということ。

現状の世界ではどこに生まれ落ちたとしてもそうは言えない状況であり、
社会的不公正であると言える。

精神的充足は誰もが幸福感・人生の充実感を得られる日々を送れること。


という3つを達成しようという清々しい気持ちを持っていると
なお素晴らしいグローバルな人だなぁと思うのです。

最後の6番は思いっきりチェンジザドリームシンポジウムといううものの
買いかぶりでございます・・・
ご参考までに。




あと少しずつ空白の約4か月を徒然なるままに紹介していきます。



7月頃でしょうか。前職の先輩がベトナムに
ビジネスチャンスを探るためにやってきました。

この日は日本語ペラペラなベトナム人社長が経営する
会社の社員旅行に一緒に参加する日でした。


帰りのロープウェイで社長と日本ビジネス拡大に向けての話があり、
日本で代理営業をすることが決定して日本へ帰っていきました。

一歩踏み出すだけで人生が変わる・様々な機会とチャンスがあらわれる、
人生何が起こるかわからんもんですね~とよく思います。


日本との取引がある中部のベトナム企業はまだまだ数少ないですが、
常に日本との接点は持ちたいと思い続けています。

また日本語教育も盛んに行われ、日本に対する、
いや日本人に対する注目はとても強いものがあります。

現在僕の携帯番号がいろんなところで情報漏洩中で
様々な人からメールが届きます・・・

さらに20代前半の若造なんて、ほぼ皆無なので、
このままいくとダナンで一番有名な日本人になるのも夢ではありません。

現在日本人は120人ぐらいしかいない狭い世界なので、
今後この日本人の数・日本企業の数がどれだけ増えるか、
また日本語が話せるベトナム人がどれだけ増えるかが
ベトナム中部での日本ビジネスのカギとなるかもしれません。




2009年9月23日水曜日

リ・スタート~3か月ぶりのベトナム日記~

 ども。

かなりブログの更新さぼってました。

更新をサボりだしてから、はや3ヶ月。

こっち来て2週間ぐらいでやめたからなぁ。。。

しかし、振り返ってみるとまだ3ヶ月ですか!!

本当に精神と時の部屋に入ってるような気分です。
時間の流れがえらく遅い。

まだまだ生活に慣れていないからこそ、
そう思うのだろうし、単純に起きている時間も長いし、
経験すること1つ1つが新鮮だからというのもあると思う。

ベトナムの朝は非常に早いため普通に
みんな5時、6時ぐらいから活動を始めています。

学校の授業はもう7時ぐらいには始まってますからね・・・

さらに買い物ができたり、タクシーが電話で上手く呼べただけで
イエ~イとか言ってるレベルなので、
小さな小さな小さな進歩がたくさんあるのです。

そんな単純に生きること、生活の幅が広がること自体に
少し面白みを感じられることが
少し幸せなような気もするし、しかし一方でスケールが
小さい人間だなと思うときもあるのです。

それよりも何よりも自分はこの国ではまだまだ何もできない存在で
本当に周りの人に、もっと大きくいうと
ベトナムに生かされているなと感じるのです。

そんな「生かされている存在」だと思えるようになっただけでも
外国で生活することの価値はあるのではないかと思います。

あとは仕事として、自分の可能性へのチャレンジとして、
ここに来ている以上、結果を出すことですね。

ということで、また明日からはこの空白の3ヶ月を振り返りつつ、
今現状を報告しつつ、ブログをリスタートします。